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よく噛んで健康なお口づくり!

2019年01月25日 [ブログ, 佐々木]

みなさんこんにちは!

管理栄養士の佐々木です。

 

皆さんは、食事にどれくらい時間をかけていますか?

 

食事の時間がいつも5分、10分でパッと終わってしまう方、

しっかり噛む習慣がついていないかも知れません。

なぜ、噛むことが大切なのか、

噛む回数を増やすポイントをお伝えします★

 

〜よく噛むことのメリット〜

①肥満予防

よく噛むと、脳の満腹中枢が刺激され、食事の食べすぎを防ぎます。

 

②消化吸収UP

よく噛むと口の中で食べ物が細かくなったり、また唾液の量が増えます。

これらのことが胃腸への負担を減らし、消化吸収を良くすることにつながります。

 

③歯の病気を防ぐ

上記の②でもお伝えしましたが、よく噛むと唾液の量が増えます。

唾液にはお口の中の汚れを落とす、酸を中和して中性に保つ、細菌の繁殖を防ぐ、

再石灰化により溶け出した歯を元に戻すなどの働きがあります。

また、よく噛んであごの骨が発達すれば、将来永久歯が生えてくるスペースを

十分確保できるので良い歯並びになります。

唾液の量 が増えたり、また良い歯並びで歯磨きがしやすい(汚れを落としやすい)ので

むし歯予防につながります。

 

今日から実践!

〜噛む回数を増やすポイント〜

☆調理編☆

食材の切り方を大きくする

・・・例えばお野菜は輪切りではなく、乱切りに変えると噛む回数が増えます。

加熱時間を短くする

・・・煮物や炒め物は具材に火を入れすぎないようにしてみましょう。

かみごたえのある食品を取り入れる

・・・食物繊維が豊富な食品(きのこ、こんきゃく、ゴボウ、レンコン、たけのこ、ほうれん草、オクラなど)や、

噛むと味わいが広がる食品(切り干し大根、高野豆腐、油揚げ)、を取り入れてみましょう。

柔らかいお料理に、上記の食品を プラスするのもおすすめです!

例えば、、、

里芋の煮物→たけのこやゴボウも入れた野菜の炊き合わせにする

お味噌汁の具材→油揚げやきのこを入れる(コクや旨味もアップします!)

青菜の胡麻和え→軽く火を通した人参、インゲンと和えたり、切り干し大根を入れる

うす味にする

・・・だしの味わいを生かしてうす味に仕上がれば、噛むほどに美味しさが広がります。

主食には全粒穀物を取り入れる

・・・全粒穀物とは、加工度が低い穀物を指します。

白いご飯に発芽米や麦、雑穀を入れる、白い食パンをライ麦入りに変える、など

全粒穀物は食物繊維が多く 噛む回数が増えます。

 

☆食べる環境編☆

姿勢を正して椅子に座って食べる

・・・こう書かれると当たり前のことと思われますが、ソファに座ったままや姿勢が悪いまま食べると力も入れられず、食事がしづらいです。

背筋をピンと伸ばして椅子に座り、足をしっかり地につけて食べましょう。

ながら食べはやめる

・・・TV、パソコン、スマホをみながらの食事は

食べていることの意識が薄れてしまい、ついつい噛む回数も減ってしまいます。

食事の時間は、食べることに集中できるとよいですね。

 

私は現在1歳半の息子を子育て中ですが、最近は食材を細かくしすぎず、あえて大きめに切って

かじりとる練習ができる様に食事を作っています。

小さなお子さまは、歯の生え方にも合わせながら、

噛む練習をしていきましょう☺︎

 

これからも皆さんが健康になれるような情報発信を行ってまいります☆