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食欲の秋!美味しいものと「虫歯」のヒミツの関係、教えます!
2025年10月09日 [ブログ]
美味しいものが増える食欲の秋!ついつい食べる機会が増えて、幸せいっぱいですよね!
でもちょっと待って!
今回は、そんな秋にこそ気をつけたい「砂糖」と「虫歯」の切っても切れない関係についてお話しします。
🚨 砂糖が虫歯を呼ぶメカニズム!
「甘いものを食べると虫歯になる」ってよく聞くけど、どうしてか知っていますか?
* 悪玉菌が大喜び!
お口の中にいる細菌(悪玉菌)にとって、砂糖は最高のごちそうなんです!
* ごちそうが「酸」に変わる!
細菌は砂糖をパクパク食べて、そのお返しに「酸(サン)」を吐き出します。
* 歯が溶けちゃう!
この酸が、あなたの歯の表面を少しずつ溶かしていきます。これが虫歯(う蝕)の始まりなんです!
砂糖が多いと、歯垢(プラーク)もネバネバ・ベタベタになって、歯ブラシで落としにくくなります。特にお口の中に”だらだら”と砂糖が残る食べ方(ちょこちょこ飲み食い)は、虫歯リスクをグンと高めるので要注意ですよ!
⚖️ キミは1日どれくらい?
砂糖の「適量」を知ろう!
虫歯を予防する最大の工夫は、まず「自分がどれくらい砂糖を摂っているか」を知ること!
世界保健機関(WHO)が推奨する量も参考に、年齢別の1日の砂糖摂取量の目安(上限)を見てみましょう。
| 年齢 | 1日の砂糖摂取量の目安(上限) | 具体的なイメージ(目安) |
| 1〜2歳 | 約5g以下 | お菓子ひと口分程度 |
| 3〜5歳 | 約10g以下 | キャンディ2個程度 |
| 小学生(低学年) | 約15g以下 | 小さなチョコ2〜3個分 |
| 小学生(高学年) | 約20g以下 |
| 中学生以上・大人 | 25g 以下 | (WHO推奨値) |
🍫 測ってみよう!身近なお菓子と砂糖の量
当院の待合室では今月、人気のお菓子にはどれくらいの砂糖が入っているかを測って展示しています!
「えっ、あのジュースにこんなに!?」
「このお菓子、私の1日の目安を軽く超えてる!」
…と、驚きの発見があるかもしれませんよ!
あなたの1日の砂糖の目安は何グラムですか? ぜひ、待合室の展示を見て、今日食べたものや、これから食べるお菓子の砂糖量を「はかってみよう!」

美味しいものを我慢するのではなく、「砂糖の量」と「食べるタイミング」を知って、賢く秋の味覚を楽しみましょう!
