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なぜスウェーデンは“歯科予防先進国”として注目されているのか?日本との違いを探る 第1回毎日のセルフケアの違い
歯科衛生士の大矢です!
予防大国といわれるスウェーデン🇸🇪にも、かつて“むし歯の大洪水”と呼ばれる時代があったんです。
それなのに、なぜ今では「歯科予防先進国」として世界から注目されるようになったのか。
日本🇯🇵とスウェーデン🇸🇪の違いを
Page Dental Clinicの歯科衛生士、大矢・岩村・榮の3人で、3回シリーズに分けてお伝えしていきます!
第1回テーマは
毎日のセルフケアの違い🪥
あなたのケア習慣がどれくらい当てはまるかチェック✔︎してみてください♪
✔︎ 歯ブラシを月に1度交換していますか?
🇸🇪🇯🇵歯ブラシの交換のタイミング
🇸🇪:1か月毎に交換
🇯🇵:毛先か広がったら交換・なんとなく使い続ける…
🔬ある研究では、使用から1か月後の歯ブラシには数百万個以上の細菌が付着していたというデータもがあり
使い続けることで歯ブラシ自体に細菌、がどんどん増殖してしまうことがわかっています。
また、毛先が広がってなくも1か月程度で歯ブラシの除去力は大きく低下。
どんなに正しく磨けても、歯ブラシ自体が劣化してるとプラーク除去が上手くいかず、知らないうちに歯周病やむし歯リスクが高まる原因になることも💦
✔︎フロス・歯間ブラシを毎日使用していますか?
🇸🇪🇯🇵フロス・歯間ブラシの使用率
🇸🇪:半数以上が「毎日使っている」
🇯🇵:2割程度が「たまに使う程度」
🇸🇪は、「歯ブラシだけでは歯を守れない」という考えが常識。
毎日のセルフケアにフロスや歯間ブラシを“当たり前に”取り入れています。
実際、むし歯や歯周病の好発部位は、歯と歯の間❗️
歯ブラシだけでは清掃できません💦
フロス・歯間ブラシは、補助用品ではなく歯周病やむし歯予防には欠かすことができないケア用品なのです!
✔︎正しくフッ素を取り入れられてますか?
🇸🇪🇯🇵フッ素の使い方
🇸🇪:2222法︎で毎日使用
適正な濃度のフッ素を1日2回、2cm程度の量を使って2分間磨き、2時間飲食を避ける
🇯🇵:むし歯予防に必要なフッ素が不足ぎみ
みなさまも、ご存知のフッ素は虫歯の発生と進行を防ぐ上で非常に重要な役割を果たしています。
🦷フッ素の役割
・歯の再石灰化を助ける
・むし歯菌の活動を抑制
・エナメル質の強化
フッ素の効果を発揮させるには、「濃度」と「使い方」がとっても大事‼️
正しく使えば、大きな味方になります✨
ところが…
正しく使用できていない方がほとんどなのです😭
正しいフッ素濃度も使用量も年齢によって異なりますので、どんなものを使用したらいいかご相談ください😌
今回は、毎日のセルフケアの違いについてお話しました!!
あなたのセルフケアは、予防先進国スウェーデン🇸🇪にどれくらい当てはまりましたか??
毎日使うセルフケア用品はご自身の健康を維持するためのアイテムですので、ぜひあなただけのセルフケアアイテムを見つけましょう🔍
当院では、新しいセルフケア用品の取り扱いや患者さん一人ひとりにあったセフルケア用品をご提案していますのでいつでもご相談ください😃
次回は、砂糖の摂取量についてDH岩村が9月にお話しします!
どうぞお楽しみに😊✨
